出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | 吉林省 長春市 |
資料にある地域情報 | 新京 |
慰安所があった時期 | |
記載内容 | 外出許可の出た日は、殆どの兵隊、古年兵たちもみな外出する。・・・その時班長は決まって、訓示する。“梅毒、淋病などの性病にかからないようにせ”と。・・・訓示が終わると“衛生サックを持って行け”と掲げる。配るのではなく、一人ひとり班長の前に受け取りにゆく。・・・外出先は「新京」の街である。・・・慰安所に行く兵もいる。その頃なぜか“ピーや”と言っていた。慰安所行きの兵は帰りは単独になるが、もちろん帰営時間にはしっかり戻る。慰安所行きの兵は、一旦通い始めるとと一途にそこへ行く。 |
証言者 | 大橋中一郎 |
証言者属性 | 日本軍兵士 |
部隊名 | |
資料タイトル | 散華に残る花弁ひとつ |
著者、公文書発信者など | 大橋中一郎 |
公文書宛先 | |
発行日 | 2008.11.28 |
発行所 | 東京図書出版会 |
ページ | 91-93 |
出典備考 | |
備考 | 新京市は、現在の長春市である。哈爾浜市と瀋陽市の中間に長春市はある。長春市は吉林省の省都である。 |