出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | 東北部 地名特定不可能 |
資料にある地域情報 | 東北 鮮満国境のある街 |
慰安所があった時期 | |
記載内容 | これは私がある山奥鮮満国境のある街の警備についた時のことである。ここは鴨緑江の上流をさらに支流をさか上った本当の奥地であった。・・・兵隊は一個中隊で約160名ほどであるが、衛生部員としては軍医の配属がなく、私が衛生部の最高責任者であった。そのため部隊の保健衛生は申すに及ばず、警備地付近の衛生上のすべてのことを私が一手にやらねばならなかった。・・・この地には朝鮮人の娼家が3軒あって娼婦も合計11名いた。隊長はいくら兵隊達にこれらに接することを厳禁しても、とうてい防止の出来るものではないとさとり、私にこの娼家を管理するよう命令してきた。そうして週に1回必ず検ばいを行ない、病気の感染を未然に防ぐよう指令された。 |
証言者 | 小暮茂 |
証言者属性 | 日本軍兵士・衛生中尉 |
部隊名 | 独立守備歩兵第2大隊第4中隊 |
資料タイトル | 満州独立守備隊 |
著者、公文書発信者など | 室井兵衛編著 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1973.8.15 |
発行所 | 私家版(尼崎市) |
ページ | 460 |
出典備考 | |
備考 |