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資料の詳細

出典種別 被害証言
現在の地域情報遼寧省 鞍山市 海城市
資料にある地域情報海城
慰安所があった時期
記載内容1935年の16歳の時、朝鮮服の男2人と日本人と村長が来て、「日本の絹工場で働けば親に送金できる」、と誘われました。父からも行くべきだと強く言われ日本に行く事を決意しました。ところが着いたのは平壤でした。沢山の女性がいて、遊廓に売られたとわかりました。中国の海城に行かされました。父親の同意書があるから仕事をしろと言われ、畳1 枚の部屋の前に男達が並びました。日曜は27-30 人の軍人が来るので恐怖でした。日曜が終わるとお腹が破裂しそうになります。性病手術を2 回受けましたが、すぐ働かないと1 日1 日が全部借金になるので痛みに耐え必死で働きました。軍人達が持ってくる紙を管理人に渡すとお金になると聞きましたが、私はいくら働いても借金しか残りませんでした。
証言者孔点葉
証言者属性朝鮮人被害者
部隊名
資料タイトル日本軍‘慰安婦'証言集6 歴史をつくる話――日本軍‘慰安婦’女性たちの経験と記憶
著者、公文書発信者など韓国挺身隊問題対策協議会付設戦争と女性人権センター研究チーム
公文書宛先
発行日2004.5.18
発行所女性と人権
ページ31-49
出典備考
備考 『満州帝国分省地図』及びテキサス大学図書館公開地図に海城街、海城がある。鞍山の南西である。現在の地図で同所は鞍山市海城市である。
テキサス大学図書館公開地図は次を参照のこと。
http://legacy.lib.utexas.edu/maps/ams/manchuria/txu-oclc-6614368-nk51-11.jpg
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