出典種別 | 公文書・軍関係資料等 |
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現在の地域情報 | 河南省 焦作市 修武県 |
資料にある地域情報 | 修武 |
慰安所があった時期 | 1944年7月 |
記載内容 | 六、歩兵第4旅団長及第117師団長の時の罪行 (3)・・・1944年7月、歩兵第4旅団は第117師団に改編せられ、私は第117師団長心得を命ぜられました。此の改編と同時に私は鄭州附近をも侵略することゝなり、私は師団配置を次の如くしました。独立歩兵第87旅団司令部を開封に蟠居せしめ又独立歩兵第88旅団司令部を鄭州に蟠居せしめまして各々の旅団に地区を配当担任せしめたのでありまして、第87旅団は其の第203大隊を開封に、第204大隊を汲県に、第205大隊を蘭封に、第206大隊を陽武に蟠居せしめ、又第88旅団は第288大隊を鄭州に、第289大隊を新鄭に、第290大隊を焦作に、第291大隊を懐慶西方約8粁の地点に蟠居せしめ、尚私は砲兵隊を修武に、工兵隊を汲県に、輜重兵隊は開封に、野戦病院を懐慶に、野戦病馬廠を開封に、師団通信隊を新郷に蟠居せしめまして、歩兵第4旅団の平素の方策を益々強化したのであります。・・・ (13)日本侵略軍の蟠居地には、私は所謂慰安所の設置を命じ、中国並に朝鮮人民の婦女を誘拐して所謂慰婦となしたのでありまして、其の婦女の数は約60名あります(1954年7月15日調書) |
証言者 | 鈴木啓久 |
証言者属性 | 日本軍兵士・陸軍第117師団師団長陸軍中将 |
部隊名 | 第117師団・砲兵隊 |
資料タイトル | 罪行供述書原文 |
著者、公文書発信者など | 鈴木啓久 |
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出典備考 | 『日本侵華戦犯筆供』第1冊、2005.5、中国档案出版社、56-59ページ/『侵略の証言―中国における日本人戦犯自筆供述書』新井利男・藤原彰、1999.8.10、岩波書店、26ページ |
備考 | 読みやすいように句点を補った。 |