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資料の詳細

出典種別 兵士の回想録等
現在の地域情報山東省 徳州市 臨邑県 徳平鎮
資料にある地域情報山東省 武定道 徳平県
慰安所があった時期1943年10月頃
記載内容1943年10月頃、山東省武定道徳平県に部隊が移動するとき、初めて慰安婦を目にした。兵隊と一緒に荷車に荷物を積んで、1人の慰安婦は荷車に乗り、2人は兵隊と一緒に歩いていた。慰安所の親方夫婦も一緒だった。この部隊は、150人から200人ほどの中隊だった。慰安婦たちは、部隊の移動と共に同行したのである。3人とも朝鮮人女性だった。「名前は、『あい子』と『のぶ子』、もう一人はなんといったかなあ……」3人には日本名がつけられていた。
証言者冨岡平八郎
証言者属性日本軍兵士
部隊名北支那派遣軍独立歩兵第43大隊
資料タイトル従軍慰安婦― 元兵士たちの証言
著者、公文書発信者など西野留美子
公文書宛先
発行日1992.4.30
発行所明石書店
ページ51
出典備考
備考 『満州帝国分省地図』に「徳県」があり、その東方に「徳平」がある。テキサス大学図書館公開の中国地図・徳県(シリーズL500、1954~)の徳県の東に「徳平」がある。現在の地図で同所は「徳平鎮」である。テキサス大学図書館公開の中国地図・徳県は次を参照のこと。
http://legacy.lib.utexas.edu/maps/ams/china/txu-oclc-10552568-nj50-10.jpg
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