出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | 山東省 済南市 |
資料にある地域情報 | 済南 |
慰安所があった時期 | 1940年 |
記載内容 | 昭和15(1940)年に入営、山東省の済南から入った地の広江部隊佐野隊にいました。軍医に付いてよく城内巡察をしているうちに、日本名で春子という朝鮮人慰安婦と親しくなりました。彼女は慶尚北道の出身で、強制的に連れてこられたとのことでした。・・・彼女(慰安婦)たちは、日曜日には30~40人の相手をさせられていました。・・・軍が管理していたことは明白です。私たちは、そのうち二人で脱走し、青島まで逃げましたが憲兵隊に捕まってしまい、京都師団の軍法会議にかけられ、東京陸軍刑務所に1年6ヵ月入れられました。彼女(春子)が、その後どうなったかは、わかりません。 |
証言者 | 埼玉県 男 72歳 |
証言者属性 | 日本軍兵士 |
部隊名 | 広江部隊佐野隊 |
資料タイトル | 証言「従軍慰安婦」―ダイヤル110番の記録― |
著者、公文書発信者など | 日朝協会埼玉県連合会編 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1995.8.15 |
発行所 | 日朝協会埼玉県連合会 |
ページ | 37 |
出典備考 | |
備考 | 現在の地図で済南は山東省の西部、黄河沿いにある。 |