出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | 山東省 泰安市 肥城市 |
資料にある地域情報 | 肥城県 |
慰安所があった時期 | 1944年夏 |
記載内容 | 1944年夏に「衣」第111大隊第2中隊本部が駐屯していた肥城県で、榎本軍曹(当時)が分屯隊に出たあるとき、出入りした朝鮮人経営者の手になる売春宿の女性は中国人だった。彼女が裸になると、背中に大きく「日本軍慰安婦」と入れ墨が刻みこまれていた。「こんな入れ墨は私一人ではないわ。日本兵が数人で無理矢理入れ墨をした」と彼女は言った。 |
証言者 | 榎本軍曹 |
証言者属性 | 日本軍兵士 |
部隊名 | 第59師団「衣」師団 |
資料タイトル | 天皇の軍隊 |
著者、公文書発信者など | 本多勝一・長沼節夫 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1991.9.1 |
発行所 | 朝日新聞社(文庫) |
ページ | 294 |
出典備考 | |
備考 |
テキサス大学図書館公開の中国地図・CHI-NAN(WEST)(シリーズL500、1954~)に「肥城」がある。済南の南西である。現在の地図で同所は「肥城県」である。テキサス大学図書館公開の中国地図・CHI-NAN(WEST)は次を参照のこと。 http://legacy.lib.utexas.edu/maps/ams/china/txu-oclc-10552568-nj50-14.jpg |