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資料の詳細

出典種別 兵士の回想録等
現在の地域情報山西省 忻州市 原平市 崞陽鎮
資料にある地域情報淳県(山西省太原北方120km)
慰安所があった時期
記載内容淳県司令部でも、終始、いろいろ集会が開かれ、参謀部の将校はいずれの会議にも出席させられた。会議がすむと、前線での労をねぎらうため、必ず宴会が催された。淳県にも日本の芸妓が数人来ていた。慰安婦はほとんど朝鮮の女であったから、三味線を鳴らし、日本流の酌をしてくれる女たちは、最高のサービス機関であった。・・・宴なかばから、いつの間にか列席将校達は1人2人と欠けてゆく。久しぶりの生理的処理であったろう。
証言者向井俊二
証言者属性日本軍兵士
部隊名独立混成第3旅団福山連隊
資料タイトル教科書に書かれなかった戦争Part17 アジア全域に「慰安所」があった 100冊が語る「慰安所」・男のホンネ
著者、公文書発信者など高崎隆治
公文書宛先
発行日1994.12.8
発行所梨の木舎
ページ136
出典備考向井俊二『凡俗有情』1969、広済堂出版
備考 淳県は太源の北方120キロ。現・原平市淳陽鎮である。テキサス大学図書館公開の中国地図・忻県(シリーズL500、1954~)に北から崞県、原平鎮、忻県がある。現在の地図の崞陽鎮、原平市中心部、忻州市に相当する。証言は淳県司令部への出張慰安のようである。淳県とは、以上のとおり新旧地図を比較すると、現在の地図の「崞陽鎮」である。テキサス大学図書館公開の中国地図・忻県は次を参照のこと。http://legacy.lib.utexas.edu/maps/ams/china/txu-oclc-10552568-nj49-8.jpg
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