証言,公文書等,様々な文書を徹底調査

資料の詳細

出典種別 兵士の回想録等
現在の地域情報山西省 臨汾市 霍州市
資料にある地域情報霍県
慰安所があった時期1942年
記載内容翌朝、臨汾(リンプン)の少し北の霍県(カッケン)というところに着きましたが、ここに大隊本部がありました。・・・訓練が終わり、私は第2中隊(広瀬隊)に配属されました。中隊本部は南堡(ナンポ)村にあり、少し残った住民を村の隅に押しやって、多くの建物を接収していました。ここにいる間に、中隊から何名かずつが衛生サック(コンドーム)を支給されて霍県の慰安所に行くということがありました。私は初年兵だったので行きませんでしたが、行ってきた古兵たちが言うには、行列して順番待ちして短時間で終わらせるなど、浅ましい有り様で嫌気がさしたそうです。慰安所は軍とともに移動し巡回していたようです。
証言者加藤?
証言者属性日本軍兵士
部隊名第2中隊(広瀬隊)
資料タイトル続・聞き書き「地域の”戦争の時代”」
著者、公文書発信者など青柳忠良
公文書宛先
発行日2002
発行所私家版
ページ50-51
出典備考
備考 霍県は臨汾市中心部の北方にある。現在の「霍州市」である。テキサス大学図書館公開の中国地図・臨汾(シリーズL500、1954~)の臨汾の北に「霍県」がある。地図の「EL6-4」付近である。現在の地図の臨汾市の北に「霍州市」がある。テキサス大学図書館公開の中国地図・臨汾は次を参照のこと。
http://legacy.lib.utexas.edu/maps/ams/china/txu-oclc-10552568-nj49-15.jpg
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