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資料の詳細

出典種別 兵士の回想録等
現在の地域情報安徽省 滁州市 鳳陽県 臨淮関鎮
資料にある地域情報臨淮関
慰安所があった時期1938年3月中旬
記載内容慰安所(一)・・・
慰安所が開かれたのは南京占領後らしく、13年1月頃師団司令部が駐留していた滁県で開設の必要かどうか議論されたが、山田旅団長一人が反対で他の師団幹部の必要論から1月末頃開かれたらしい。師団直轄として第2大隊が滁県附近に警備していたので見た人が若干あると思うが、連隊では准北作戦終了後主力が臨淮関に警備していた3月中旬頃開かれた。・・・何せ、慰安所が開設されるという前ぶれで、人気は上々であった。・・・10人の日本婦人がやって来た。・・・兵は午前10時から午後5時まで、下士官は5時から7時、将校は7時から9時までということになり前売券も発行された。モンペ姿や洋服姿でトラックで到着した時は、その話でもち切りであった。・・・開業の日、好天に恵まれ長蛇の列ができ実に壮観である。・・・日本婦人は主として天草出身が多かったとか。・・・ついで半島出身、あとでは現地人が採用された。
証言者証言者不明
証言者属性日本軍兵士
部隊名歩104連隊
資料タイトル歩一〇四物語 わが連隊の記録
著者、公文書発信者など歩104物語刊行会 門馬桂
公文書宛先
発行日1969.5.8
発行所歩104物語刊行会
ページ425
出典備考
備考 臨淮関は、蚌埠市の東方にあり。滁州市の鳳陽県の直ぐ東である。淮河が南に蛇行する位置にある。テキサス大学図書館公開の中国地図・蚌埠(シリーズL500、1954~)に「臨淮関」がある。地図の上部中央左寄り、「6-4」にある。現在の地図で同所は「滁州市鳳陽県臨淮関鎮」である。テキサス大学図書館公開の中国地図・蚌埠は次を参照のこと。
http://legacy.lib.utexas.edu/maps/ams/china/txu-oclc-10552568-ni50-15.jpg
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