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資料の詳細

出典種別 兵士の回想録等
現在の地域情報安徽省 安慶市
資料にある地域情報安慶
慰安所があった時期1939年
記載内容兵隊の楽しみは、内地からの手紙や慰問袋等だが、中でも中隊から安慶へ向けて使役に行くことだ。・・・何人か仲良しとグループになって、聯隊本部の衛兵所を出ると、安慶の街へ出て行く。第一線からそれぞれに来ているようだ。大勢の兵隊が街の中をブラついている。先ず亜細亜飯店で、中国料理を3円で3人位かかって食べるのだ。一人ではとっても量が多く食べきれないのである。次は慰安所行きである。此処の支払いは兵隊は3円である。下士官、将校と値段に差がある。また遊ぶ時間も違う。
証言者垣沼定夫
証言者属性日本軍兵士
部隊名嵐兵団歩兵第120連隊・第9中隊
資料タイトル嵐兵団歩兵第百二十聯隊史 血涙の記録(上巻)
著者、公文書発信者など嵐兵団歩兵第120聯隊史編纂委員会
公文書宛先
発行日1977.12.01
発行所一二〇友の会
ページ548
出典備考第9中隊 垣沼定夫「棕子槶の思い出」
備考 テキサス大学図書館公開の中国地図・懐寧(シリーズL500、1954~)に「懐寗(ANKING)」がある。ANKINGは安慶と思われる。地図の中央左寄りにある。現在の地図で同所は「安慶市」である。懐寗の一部が安慶市として分離したようだ。テキサス大学図書館公開の中国地図・懐寧は次を参照のこと。
http://legacy.lib.utexas.edu/maps/ams/china/txu-oclc-10552568-nh50-7.jpg
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