| 出典種別 | 兵士の回想録等 | 
|---|---|
| 現在の地域情報 | 江蘇省 徐州市 新沂市 新安鎮 | 
| 資料にある地域情報 | 江蘇省 新安 | 
| 慰安所があった時期 | 1941年6月 | 
| 記載内容 | 新安というところ。ここでは住民はこれまでのところよりずっと「危惧をもった目」で、自分たちを見ていてさびしい、と田辺は書いている。到着の翌日、運河のほとりのトーチカで見張りをしている兵のところへ食事を運んだ田辺は、「慰安所」へ案内される。「小柄な半島人(朝鮮人の差別語)の3,4名いる、日光館という慰安所が1軒ある。なれぬせいか、どこを見てもひしひしと寂しさが迫ってくる。北方で銃声がきこえる」 | 
| 証言者 | 田辺利宏 | 
| 証言者属性 | 日本軍兵士 | 
| 部隊名 | |
| 資料タイトル | 日本軍「慰安婦」にされた少女たち | 
| 著者、公文書発信者など | 石川逸子 | 
| 公文書宛先 | |
| 発行日 | 2013.11.20 | 
| 発行所 | 岩波書店(岩波ジュニア新書) | 
| ページ | 72-73 | 
| 出典備考 | 田辺利宏「夜の春雷」 | 
| 備考 | 
徐州市と連雲港市の中間に「新安鎮」がある。テキサス大学図書館公開の中国地図・徐州(シリーズL500、1954~)に「新安鎮」がある。地図の左端「2-0」にある。現在の地図の同所は「新沂市新安鎮」である。テキサス大学図書館公開の中国地図・徐州は次を参照のこと。 http://legacy.lib.utexas.edu/maps/ams/china/txu-oclc-10552568-ni50-7.jpg  |