出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | 上海市 楊浦区 |
資料にある地域情報 | 上海 五条ヶ辻(上海郊外) |
慰安所があった時期 | 1942年12月頃 |
記載内容 | 夕食も食わずに北四川路に繰り出し・・・飲んだり歌ったりして、人通りのなくなった夜更けの町を抜け、上海陸戦隊に頼み込んで、サイドカーで五条ヶ辻まで送って貰うと、まだどうしても立ち寄らねば納らぬ場所が一箇処あった。軍の慰安所である。この時間になると、将校しかいないので、兵隊に気を使うこともなく、遇に顔見知りの上官と鉢合わせをしても、そこは、武士は相見互いで、ニヤッと笑って済ますことが出来るのであった。 |
証言者 | 栗本雅弘 |
証言者属性 | 日本軍兵士 |
部隊名 | 歩兵第81連隊 |
資料タイトル | ブーゲンビル島に闘う |
著者、公文書発信者など | 栗本雅弘 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1977.12 |
発行所 | 私家版 |
ページ | 6 |
出典備考 | 注:慰安所は「五条ヶ辻」の近くのようだ。 |
備考 | 『上海歴史ガイドブック』(大修館書店)に「五角場」の地名の箇所に旧称を表す赤字で「五条ヶ辻」と記載。アジア歴史資料センター:B13080908000「上海市街図」の市政府の南西に5叉路(翔殷路と淞滬路の交差部)の通りがあるが、名称が付記されていない。 |