出典種別 | 兵士の回想録等 |
---|---|
現在の地域情報 | 上海市 |
資料にある地域情報 | 上海 |
慰安所があった時期 | |
記載内容 | 列車にて奉天から津浦線で徐州経由南京、上海単独宿舎に入る。上海で専売局の幹部に出会い、その方は英米トラスト会社の煙草製造の責任者で、3回ばかり見学に行き、出発時には高級煙草を多く土産に貰いました。宿泊中衛生兵で広島出身の上等兵が私の所に来て「慰安婦が熱を出しているから診断してくれ」との事で行ってみると、日本人の24、5歳の女がみんな寝ているので、これはデング熱と診断し、宿舎の医務室に行き訳を話したら、衛生兵が「私は出来んから勝手に持って行きなさい」というので、調合して女に服用さしたら全快し、後日全快祝いをしてくれた。 |
証言者 | 林定夫 |
証言者属性 | 日本軍兵士 |
部隊名 | 独立歩兵第12旅団(善)第238大隊(8部隊)第5中隊 |
資料タイトル | 続・十九年兵の苦闘 |
著者、公文書発信者など | 善八五中隊戦友会有志 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1995.4 |
発行所 | 善八五中隊戦友会有志 |
ページ | 24 |
出典備考 | 林定夫「『戦暦九年の想い出』抜粋(善部隊の編成から終戦まで)」 |
備考 |