証言,公文書等,様々な文書を徹底調査

資料の詳細

出典種別 兵士の回想録等
現在の地域情報湖北省 武漢市
資料にある地域情報漢口
慰安所があった時期1938年
記載内容殺伐とした男ばかりの集団である軍隊、そこには当然性の問題も見逃せない。そこで占領地に配慮する一環として慰安所の開設である。漢口にも早々と慰安所が設置されたのか、慰安婦を乗せたボートが待機している。艦船の間を縫って上がってきた。時ならぬこの艶やかな女性たちの出現に各艦船の乗組員が手を振り、大声で何か叫んでいる者もいた。そのころ占領した都市には必ず慰安所があり、そこに働く女性は軍属の資格があるという女性もいた。だが自分の意思でこの職を選んだ女性ばかりではなく徴用されてこの大陸へ渡って来たという女性もあった。この慰安女性たちも敗戦後どんな運命をたどったものやら。
証言者鉢蝋徳次郎
証言者属性日本軍兵士
部隊名
資料タイトル仏印(現ベトナム)紀行 揚子江を行く海軍病院船
著者、公文書発信者など鉢蝋徳次郎
公文書宛先
発行日2001.5.30
発行所私家版(富山市)
ページ73-74
出典備考
備考 テキサス大学図書館公開の中国地図・漢口(シリーズL500、1954~)に「漢口」がある。地図の左側中央「3-8」にある。現在の地図で同所は「武漢市」である。テキサス大学図書館公開の中国地図・漢口は次を参照のこと。
http://legacy.lib.utexas.edu/maps/ams/china/txu-oclc-10552568-nh50-5.jpg
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