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資料の詳細

出典種別 兵士の回想録等
現在の地域情報湖北省 武漢市
資料にある地域情報漢口
慰安所があった時期1944年
記載内容転属(漢口で)
馬橋について1ヶ月も経たないうちに転属命令が出た。初年兵ばかり10名足らずだった、はるばる苦労に苦労を重ねて折角ここまで来たのに、何故、と思う。行き先は輜重隊とは言わず輸送部隊と聞いた様な気がする・・・武昌に何日かいて漢口に移動、ここに何日いたのかよく覚えぬが、同じ兵站宿舎の別棟に、韓国人と思われる慰安婦が数百人もいた。みんな国防色の上着にモンペ姿で戦闘帽を冠っていたように思う。何とかならんのかという元気な同年兵もいた。各前線から受領に来て数名づつ連れて帰っていたようだ。
証言者山手一男
証言者属性日本軍兵士
部隊名独立歩兵第12旅団(善)第238大隊(8部隊)第5中隊から輸送部隊へ転属
資料タイトル十九年兵の苦闘 中支派遣独立歩兵第十二旅団(善)第二百三十八大隊(八部隊)第五中隊
著者、公文書発信者など善八五中隊戦友会
公文書宛先
発行日1994.9.1
発行所私家版 善八五中隊戦友会
ページ117
出典備考山手一男「青春と終戦」
備考 テキサス大学図書館公開の中国地図・漢口(シリーズL500、1954~)に「漢口」がある。地図の左側中央「3-8」にある。現在の地図で同所は「武漢市」である。テキサス大学図書館公開の中国地図・漢口は次を参照のこと。
http://legacy.lib.utexas.edu/maps/ams/china/txu-oclc-10552568-nh50-5.jpg
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