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資料の詳細

出典種別 兵士の回想録等
現在の地域情報湖北省 武漢市 武昌区
資料にある地域情報武昌
慰安所があった時期1945年5月
記載内容武昌の慰安所
戦車隊将校と別れて兵隊の多く集まっている繁華街の方向に歩いて行った。軍管理の慰安所があった。ほかにもある様子だった。二階建て木造で両端に階段がある。上下とも十数個の個室があり、兵隊が部屋の前から階段下までずらっと並んでいる一階のほうも通りまでずらっと並んでいる。順番を待っているのである。実際に慰安所(ピー屋)を見るのは初めてであった。ここはお互い敬礼なしである。階段を登って兵隊の入る部屋をのぞいて驚いた。四畳半ほどの小部屋で、壁際に布団が2~3枚四つにたたんであって、中国人か、朝鮮人か?まさか日本人ではないだろう。
証言者河村太美雄
証言者属性日本軍兵士
部隊名
資料タイトルふるさとへの道-皇軍兵士の歴史認識-
著者、公文書発信者など河村太美雄
公文書宛先
発行日2000.11.23
発行所私家版(榛原郡)
ページ399-400
出典備考
備考 テキサス大学図書館公開の中国地図・漢口(シリーズL500、1954~)に「武昌」がある。地図の左側中央「4-8」にある。現在の地図で同所は「武漢市武昌区」である。テキサス大学図書館公開の中国地図・漢口は次を参照のこと。
http://legacy.lib.utexas.edu/maps/ams/china/txu-oclc-10552568-nh50-5.jpg
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