出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | 湖北省 随州市 広水市 |
資料にある地域情報 | 応山 |
慰安所があった時期 | 1940年か41年頃 |
記載内容 | 慰安婦の恋 敵前上陸以来の古参軍医が、慰安所へ足しげく通っているうちに、そこの女と相思相愛(?)の間柄となっているということは、部隊内では誰一人知らぬ者はいないほどであった。検診を終えた私に、相談したいことがあるといって訪ねて来た小柄の慰安婦が彼女であった。・・・再度、彼女が相談に来た時は、彼氏との結婚話についてであった。・・・彼女にとってこの忠告は不満なものだったのだろう。彼が帰還の途につくと同時に、彼女の姿も応山から消えた。彼の後を追って帰国したとの噂がもっぱらであった。 |
証言者 | 稲垣照相 |
証言者属性 | 日本軍兵士 |
部隊名 | |
資料タイトル | 中国・ビルマ戦線 陸軍予備軍医物語 |
著者、公文書発信者など | 稲垣照相 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1981.12.20 |
発行所 | 旺史社 |
ページ | 84-86 |
出典備考 | |
備考 |
テキサス大学図書館公開の中国地図・安陸(シリーズL500、1954~)に「応山」がある。地図の右側中央上寄り「6-0」にある。現在の地図で同所は「広水市」である。テキサス大学図書館公開の中国地図・安陸は次を参照のこと。 http://legacy.lib.utexas.edu/maps/ams/china/txu-oclc-10552568-nh49-4.jpg |