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資料の詳細

出典種別 兵士の回想録等
現在の地域情報湖北省 随州市 曽都区 淅河鎮
資料にある地域情報湖北省 浙河城内
慰安所があった時期
記載内容浙河は信陽・応山等と共に、我が郷土部隊が此の地に兵を進め、昭和13年11月に駐屯を始めて以来、度重なる作戦・掃討等がこの周辺に於て行われ、逐次敵情を安定せしめつゝ、6年の長きに亘って駐留していた所である。・・・街の中心部は大きな広場で、外部へ通じる自動車の発着所になっており、将兵の慰問演芸・映画会等もこゝで行われる。この中央広場の西側にも広場が続いており、これは野砲隊の練兵場として使用されていた。中央広場より南側一帯が歩兵6連隊の居住区で、兵舎及び歩兵の厩等があり、その東側の城壁に沿った一画があり、これは特殊地区で、民間人施設の日本人街そして慰安所等があり兵達の娯楽に供せられていた。この特殊地区の出入口にも歩哨が立ち通行が制限されていた。
証言者加藤光明
証言者属性日本軍兵士
部隊名野砲兵第3連隊第3中隊
資料タイトル野砲兵第三連隊第三中隊-湘桂作戦の思い出
著者、公文書発信者など編輯委員会
公文書宛先
発行日1986.10.6
発行所編輯委員会
ページ23, 24
出典備考加藤光明「浙河警備の想い出」
備考 現在の地図の随州市中心部の東方に「浙河鎮」がある。テキサス大学図書館公開の中国地図・安陸(シリーズL500、1954~)に「浙河」がある。地図の「3-0」にある。現在の地図で同所は「浙河鎮」である。テキサス大学図書館公開の中国地図・安陸は次を参照のこと。
http://legacy.lib.utexas.edu/maps/ams/china/txu-oclc-10552568-nh49-4.jpg
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