出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | 湖北省 潜江市 |
資料にある地域情報 | 潜江 |
慰安所があった時期 | |
記載内容 | 私達は17次補充兵として、長い道のりを経てようやく潜江に達した。私は医務室に配置された。医務室では軍医殿を始め諸先輩に暖く迎えられ、長い道中の疲れもふっ飛んだ。ここに来て初めて驚いたのは、突然女の声がして婦人たちが入って来たことである。従軍看護婦ならわかるが、そうではない。後で戦友に尋ねると大笑い。戦友曰く、「あの人たちは兵隊さんを慰めてくれる人たちだよ」と親切に教えてくれた。 |
証言者 | 清水清 |
証言者属性 | 日本軍兵士 |
部隊名 | 第1大隊本部 |
資料タイトル | 高田歩兵第五十八聯隊史 |
著者、公文書発信者など | 連隊史編纂委員会 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1982.8.1 |
発行所 | 連隊史編纂委員会 |
ページ | 234 |
出典備考 | 第1大隊本部 清水清「戦地の初年兵」 |
備考 |
現地図の天門市の南西方向に「潜江市」がある。テキサス大学図書館公開の中国地図・孝感(シリーズL500、1954~)に「仙桃鎮」がある。天門の南西、地図の「8-6」にある。現在の地図で同所は「潜江市」である。テキサス大学図書館公開の中国地図・孝感は次を参照のこと。 http://legacy.lib.utexas.edu/maps/ams/china/txu-oclc-10552568-nh49-8.jpg |