出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | 湖北省 宜昌市 夷陵区 鴉鵲嶺鎮 |
資料にある地域情報 | 鴉鵲嶺 |
慰安所があった時期 | |
記載内容 | 外出といえば、外出して何かみるものがあるかと聞いたことがあった。鴉鵲嶺のような辺鄙な田舎にも慰安所があったのだ。外出してもなにもないところで、外出の唯一の目的は慰安所へ直行ということだった。アンペラで仕切った部屋で、行列して順番を待つという。思っただけで寒々しいものを感じる。 |
証言者 | 荒井明由 |
証言者属性 | 日本軍兵士 |
部隊名 | |
資料タイトル | 自分史の中の軍隊 昭和十八年十一月から二十一年五月まで、二年七ヶ月間 二十一歳から二十三歳までの記録 |
著者、公文書発信者など | 荒井明由 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1994.7 |
発行所 | 私家版(鳥取県大山町) |
ページ | 59-60 |
出典備考 | |
備考 |
現地図の宜昌の東方に「鴉鵲嶺鎮」(カジャクレイチン)がある。テキサス大学図書館公開の中国地図・宜昌(シリーズL500、1954~)の宜昌の東南に「鴉鵲嶺」がある。地図の左上「5-8」にある。宜昌50万分の1の地図や当陽10万分の1の地図でみると、当陽の南西方向にあり「鴉雀嶺場」となっている。現在の地図で同所は「鴉鵲嶺鎮」である。テキサス大学図書館公開の中国地図・宜昌は次を参照のこと。 https://legacy.lib.utexas.edu/maps/ams/china/txu-oclc-10552568-nh49-7.jpg |