出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | 湖南省 岳陽市 臨湘市 上蔑洲 |
資料にある地域情報 | 上蔑州(揚子江沿いの一寒村) |
慰安所があった時期 | 1945年1月頃 |
記載内容 | 9ヶ月間16回戦闘して下番、車埠の中隊へ帰ったが、上蔑州警備に田中少尉と交替する。山砲1門を備え敵と対峙していたが、一度も攻撃は受けなかった。早朝夜間攻撃をして敵の歩哨線を突破したが、うまく逃げられ戦果はなかった。ここは揚子江沿いの一寒村で、堤防上に陣地があった。別に娯楽はなかったが、何人かの姑娘がおり、隊長専用の姑娘も当てがわれた。種々問題あったが、兎に角初めて小生女を知った。時24歳。 |
証言者 | 佐藤繁樹 |
証言者属性 | 日本軍兵士 |
部隊名 | 独立歩兵第12旅団(善)第238大隊(8部隊)第1中隊 |
資料タイトル | 続・十九年兵の苦闘 |
著者、公文書発信者など | 善八五中隊戦友会有志 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1995.4 |
発行所 | 善八五中隊戦友会有志 |
ページ | 32-33 |
出典備考 | 佐藤繁樹「『十九年兵の苦闘』を拝読して」 |
備考 |
テキサス大学図書館公開の中国地図・岳陽(シリーズL500、1954~)に「上蔑洲」がある。地図の揚子江南岸沿いの「3-9」にある。現在の地図で同所は「上蔑洲」である。テキサス大学図書館公開の中国地図・岳陽は次を参照のこと。 http://legacy.lib.utexas.edu/maps/ams/china/txu-oclc-10552568-nh49-12.jpg |