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資料の詳細

出典種別 その他
現在の地域情報香港特別行政区 湾仔区
資料にある地域情報香港 湾仔(ワンチャイ)の駱克道(ロックハード・ロード)
慰安所があった時期1942年8月
記載内容1942年8月、副総督平野茂は防衛司令部の岡田梅吉に対し、香港に500か所の慰安所を設けるように指示した。総督磯谷廉介は湾仔の大仏口の近くの駱克道一帯の幅800メートルにわたる区域に慰安所を開設するよう望んでいた。そのため岡田梅吉は、この地域の住民にただちに立ちのくよう通告した。・・・やがて日本軍当局は、慰安所の設置にはこんなに多くの家屋は必要ないことに気づいた。その時にはこの地区の人家の大部分ががら空きになっていたが、誰一人として戻ってこようとは思わなかった。慰安所の娼妓は、およそ1000人以上にのぼった。香港で募集した以外に、広東省の各県の農村および広州で集められ、一部は日本本土から流れてきていた。湾仔の駱克道の慰安所は一般の兵士たちの性欲処理のための妓楼だった。
証言者平野茂ほか
証言者属性
部隊名
資料タイトル日本軍は香港で何をしたか
著者、公文書発信者など謝永光
公文書宛先
発行日1993.8.15
発行所社会評論社
ページ147、149
出典備考平野茂「我們在香港的苛政與暴行」(『日本戦犯回憶録』56ページ、1975年)
備考
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