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資料の詳細

出典種別 その他
現在の地域情報広東省 広州市
資料にある地域情報広東
慰安所があった時期1938年11月以後
記載内容以上のことを踏まえて、以下では、とりわけ軍隊慰安所の朝鮮人経営者を中心に、接客業者が軍隊慰安所の経営者に組み込まれていく過程を見る。・・・<表6-4>の広東在住朝鮮人の朴承基と金明根2名をみると、1940年現在、朴は軍隊慰安所の経営者であるが、金明根は軍隊慰安所の経営者から軍隊管理の精米業者に転業している。2人とも日中戦争勃発後、台湾から広東に来た者であり、広東が占領されたのは1938年11月であるので、2人とも38年11月以後に渡航してきた者であるだろう。金明根は広東に来る前、台湾で料理店を経営していたが、同地に来てから軍隊慰安所を経営し、資本を蓄積したあと、精米業に転業している。また朴承基は台湾の新竹市で料理店を経営していたが、広東に来て以来、軍隊慰安所を経営している。
証言者
証言者属性
部隊名
資料タイトル日本の軍隊慰安所制度と朝鮮人軍隊慰安婦
著者、公文書発信者など尹明淑
公文書宛先
発行日2003.2.20
発行所明石書店
ページ371, 374
出典備考楊昭全等編「管内地区朝鮮人反日独立運動資料彙編・上冊(1919-1945)」(中国、遼寧民族出版社、1987年)77ページ、在上海日本総領事館警察部「昭和12年管内状況の内 特高警察に関する事項」など
備考 テキサス大学図書館公開の中国地図・KUANG-CHOU(シリーズL500、1954~)に「広州」がある。地図の下中央「3-5」にある。現在の地図で同所は「広州市」である。テキサス大学図書館公開の中国地図・KUANG-CHOUは次を参照のこと。
http://legacy.lib.utexas.edu/maps/ams/china/txu-oclc-10552568-nf49-4.jpg
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