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資料の詳細

出典種別 兵士の回想録等
現在の地域情報海南省 三亜市 吉陽区 紅沙
資料にある地域情報崖県 紅沙
慰安所があった時期
記載内容楡林の街は、南国らしい雰囲気を漂わせる高床式の建物が並ぶ町だった。この安游での仮兵舎の生活にもなれた頃から搭乗員を含めて部隊員の楡林への外出が許されることになった。・・・楡林での外出許可区域は隣の紅沙の町へ入る小高い峠までだったが、その峠を越したところに結構広い市場があり、景気よく賑やかな売り声が響いていた。・・・また食い気より性欲の盛んな連中(ほんの何人か)は、兵科の小父さんたちの手引きで慰安所に出かけた者も居たようだ。帰ってきた彼らは得意気に俺たち搭乗員は若さが違うのでモテモテだったとか、身振り手振りを交えての仕方話をしていたが、実際には若いので「坊や」扱いをされ、ことには至らなかったとぼやく搭乗員も居たようだ。こんな話だと日本の海軍は兵隊に何を考えさせているのかと言いたくなるが、それが戦争中の一般の部隊のようだった。
証言者関口俊輔
証言者属性日本軍兵士
部隊名第32震洋特別隊
資料タイトル生きて故郷の土を踏む
著者、公文書発信者など関口俊輔
公文書宛先
発行日2006.10.30
発行所私家版(群馬県前橋市)
ページ39-40
出典備考
備考 現在の地図の楡林港付近は、楡林港を挟んで、南岸に「安游」があり、北岸に楡林がある。楡林の東に紅沙がある。テキサス大学図書館公開の中国地図・萬寧(シリーズL500、1954~)に「楡林」がある。地図の左端にある。紅沙は見えず。現在の地図で紅沙は楡林の東にあり、現在の「三亜市吉陽区紅沙」である。テキサス大学図書館公開の中国地図・萬寧は次を参照のこと。
http://legacy.lib.utexas.edu/maps/ams/china/txu-oclc-10552568-ne49-6.jpg
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