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資料の詳細

出典種別 兵士の回想録等
現在の地域情報雲南省 德宏傣族景颇族自治州 芒市 遮放鎮
資料にある地域情報遮放
慰安所があった時期
記載内容翌朝早く、私たちの自動車隊は慰安所の引越しを行った。女たちは全員畹町に移った。兵隊用は2人ぐらいで、あとは将校用と下士官用だという話だった。自動車班では、片山一等兵以外、ほとんど遊ばなかったようである。畹町での私たちの基地は、レド公路より西方の10戸余りの小部落だった。・・・
畹町では、慰安所を遮放から運んだのが奇縁となったのだろう、片山、金沢両志願兵が塩の員数をつけてつくった資金をもとに、連日、慰安所へ通うようになった。そして10月下旬には、彼女たちが待避を理由に私たちの基地へ出張して来るようになり、自動車隊員が悩まされ始めた。一つの防空壕に4人で入り、朝鮮語で話し合っている。
証言者都築頼満
証言者属性日本軍兵士
部隊名
資料タイトル地獄の戦車軍団
著者、公文書発信者など都築頼満
公文書宛先
発行日1982.5.30
発行所叢文社
ページ64, 67
出典備考
備考 現在の地図の保山市からビルマへ抜ける道路付近に「遮放鎮」がある。畹町鎮の北東にある。中国雲南省とビルマの国境付近である。
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