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資料の詳細

出典種別 兵士の回想録等
現在の地域情報雲南省 保山市 龍陵県 松山村
資料にある地域情報拉孟
慰安所があった時期
記載内容鳥飼一等兵が拉孟にはいったころは慰安所ができていた。営外なので普段はいけないが、衛生兵冥利で定期検診などに軍医の清島長典中尉(当時少尉)について行った(清島軍医は、のち第2大隊に移り、包囲前に本隊と第1次の反撃作戦に出て生還した)。拉孟での話はつぎのような簡潔なものだがいくつかの新事実が明らかになった。「慰安所には男の抱え主が2人いて、慰安婦は2組、20名くらいいた。日本人は熊本の遊郭からきたというのもいたが、大半は年増でモヒ患者もいた。薬が切れて暴れ出し、ひどいのは楼主が鍵をかけて閉じ込めたりしとった。そんなときもモヒの注射を頼まれて行った。慰安婦はときどき交代した。朝鮮人は若こうてきれいだった。その1人が子供を生んで龍陵に替わったから拉孟で死なずに済んだが、あとどうなったか知らん(註・これがヨシ子であろう)」
証言者鳥飼久
証言者属性日本軍兵士・一等兵
部隊名ビルマ方面軍第33軍第58師団歩兵第113連隊
資料タイトル異域の鬼 拉孟全滅への道
著者、公文書発信者など品野実
公文書宛先
発行日1981.5.25
発行所谷沢書房
ページ314
出典備考
備考
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