出典種別 | 公文書・軍関係資料等 |
---|---|
現在の地域情報 | 北スラウェシ州 トモホン |
資料にある地域情報 | セレベス島、トモホン、カカスカセン村、カーテン村 |
慰安所があった時期 | 1944年9月 |
記載内容 | 【原文英語】売春:北セレベス、メナド、トモホン(北緯1度20分・東経124度50分)、1944年9月。情報提供者は、日本人は2つの売春宿を開設しており、ひとつは将校用で、もうひとつは下士官兵士用だった、とのべた。約50名の女性がカカスカセン村(北緯1度20分、東経124度50分)の下士官兵士用売春宿に宿泊させられ、30名がカーテン村(北緯1度20分、東経124度50分)の将校用売春宿に宿泊させられていた。女性たちは、すべてミナハサの異なった所から来た。 女性たちは、月給に加え、顧客から贈られるお金を保持することを許されていた。衣類や衛生用品は陸軍から補給された。女性たちは、その美しさを基準に選別され、身体的検査に合格しなければならなかった。彼女たちはまた、民間病院で定期的な医学検査を受けた。病気になれば、彼女たちは、病院での加療の後、自分の村に帰った。彼女たちは、一定期間経過すれば、売春宿から去る自由があった。 |
証言者 | ユルシヌス・フラン・ラキナウン |
証言者属性 | 21歳、男性、サンギル人、教師 |
部隊名 | |
資料タイトル | オランダ軍情報機関(NEFIS)尋問報告 1252号 |
著者、公文書発信者など | |
公文書宛先 | |
発行日 | 1945.5.14 |
発行所 | |
ページ | |
出典備考 | 米国国立公文書館所蔵/オーストラリア戦争記念館所蔵/wam公文書サイト:FM_035 |
備考 | 翻訳は吉見義明「資料紹介 インドネシアにおける日本軍「慰安婦」に関する資料ー『NEFIS尋問報告から』」『季刊戦争責任研究 第41号』2003年秋季号参照 |