出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | スラウェシ島 地名特定不可能 |
資料にある地域情報 | セレベス |
慰安所があった時期 | 1943年 |
記載内容 | 1943年(昭和18年)から、南方(ジャワ、チモール、セレベス)で海軍警察の職にあった坂山郷四郎さん(仮名・1916年生まれ)は、海軍では、海軍警察が、慰安所の取り締まりをしていたと証言する。定期的に慰安所の経営者のところに出かけては、「客の入りはどうか、困ったことはないか」と情報収集をした。毎週1回、軍医により、慰安婦たちの性病検診が行なわれた。彼は、警察官としてそれに立ち会っている。 ー女たちは、並んで自分の検査の番を待っているわけですが、病気の女は、落ち着かないわけですよ。自分の番が近くなると、あわてて便所に駆けこんで洗ってくる。 |
証言者 | 坂山郷四郎 |
証言者属性 | 日本軍兵士 |
部隊名 | 海軍警察 |
資料タイトル | 従軍慰安婦― 元兵士たちの証言 |
著者、公文書発信者など | 西野留美子 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1992.4.30 |
発行所 | 明石書店 |
ページ | 95 |
出典備考 | |
備考 |