| 出典種別 | 公文書・軍関係資料等
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| 現在の地域情報 | バリ州 デンバサール |
| 資料にある地域情報 | デンパサール |
| 慰安所があった時期 | |
| 記載内容 | 【原文オランダ語】ある晩、Aと呼ばれていた日本人がやってきました。彼は私の娘が日本人のために働きにデンパサールに行くことができないか、とたずねました。・・・XXXXは拒否しましたが、娘はAに平手で顔を殴られ、さらにAはピストルで娘を脅迫しました。Aはまた、そばにやってきた私の息子にも撃ち殺すと脅しました。その結果、XXXXはあきらめた方がいいと言い、友達の少女を一緒に連れて行けないかと頼みました。・・・デンパサールでの最初の3,4日間は、私たちはTEKの家に泊まりました。そしてLGNとXXXXがTLTに到着しました。するとAは、LGNは村に帰らなければならないが、XXXXは私と一緒に留まらなければならないと言いました。なぜなら私の娘は自分で首をつろうとしたからでした。Aは彼の上官について不平を言っていました。彼の上官はLGNと寝たがっているが、それはAにとってやっかいだと言っていました。Aは、LGNとXXXXの代わりを見つけに行かなければならないと言っていました。後に、YYYYという少女がTLTの家に来ました。それからまもなく、私たちはみんなシンガラジャに帰ることが許されました。 |
| 証言者 | NKN |
| 証言者属性 | 被害女性XXXXの父親、52歳、無職、中国人 |
| 部隊名 | バリ島海軍第三警備隊 |
| 資料タイトル | BC級裁判(オランダ)/バタビア裁判 第25号事件(三警事件)/尋問調書 |
| 著者、公文書発信者など | |
| 公文書宛先 | |
| 発行日 | 1946.9.7 |
| 発行所 | |
| ページ | |
| 出典備考 | 国立公文書館所蔵/wam公文書サイト:J_J_008 |
| 備考 |
日本語訳は、林博史「【資料紹介】「慰安婦」など性的強制事件と軍による隠蔽工作」『季刊 戦争責任研究 第82号』2014年夏季号、26-27ページ参照。
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