出典種別 | 公文書・軍関係資料等
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現在の地域情報 | バリ州 デンバサール |
資料にある地域情報 | デンパサール |
慰安所があった時期 | |
記載内容 | 【原文オランダ語】LSJは、日本軍の占領時代、非常に恐れられていました。なぜなら彼は日本軍の最も重要なスパイの一人として知られていたからです。2年ほど前、私の娘は四六時中、デンパサールに連れて行かれていました。最初、TJTという中国人が私の家に来て、私の娘YYYYに、LSJの家に行くように命令しました。しばらくして、私の娘が日本人に連れられて帰ってきました。その後しばらくして、LSJ、あるいはその代わりの誰かほかの者が来て、私の娘はLSJの家に行って、もう一度デンパサールに連れて行かれるまでそこで待っていなければならないと言いました。LSJ自らがこのメッセージを持ってきたのは、私の個人的な体験でも5回あります。彼は、この命令はAからのものだと付け加えました。私の娘が家に帰ってくると、彼女はいつも、デンパサールで日本人と寝なければならなかったと言っていました。私の娘は自分の意思でそうしたのではなく、いつも日本人やLSJが恐くて、従っていたのです。 |
証言者 | TTN |
証言者属性 | 中国人被害女性YYYYの父親、48歳、無職 |
部隊名 | バリ島海軍第三警備隊 |
資料タイトル | BC級裁判(オランダ)/バタビア裁判 第25号事件(三警事件)/尋問調書 |
著者、公文書発信者など | |
公文書宛先 | |
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発行所 | |
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出典備考 | 国立公文書館所蔵/wam公文書サイト:J_J_006 |
備考 |
日本語訳は、林博史「【資料紹介】「慰安婦」など性的強制事件と軍による隠蔽工作」『季刊 戦争責任研究 第82号』2014年夏季号、28-29ページ参照。
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