出典種別 | 公文書・軍関係資料等 |
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現在の地域情報 | バリ州 タバナン県 クディリ |
資料にある地域情報 | ケディリ |
慰安所があった時期 | |
記載内容 | 【原文オランダ語】約2年前、日付は忘れましたが、Aと呼ばれる日本人とほかの日本人が私の家にやってきて、Aが私に頼みました。そして彼についてくるよう命令しました。私はまだ若かったので、彼の意図がはっきりとわかりませんでした。私の両親と私は泣き始めましたが、Aは動じませんでした。私は彼に従わざるを得なくなり、車に乗りました。Aが2人目の女性を乗せてから、その女性も車に乗るときに泣いていましたが、コタ・タバナンまで連れて行かれ、そこである家に入れられました。そこで私は日本人の医者に検診を受けました。その後、私は承認されたようで、二つ星をつけた日本人が運転してケディリに車で連れていかれ、その村のある家に同じ日本人によって私1人だけ連れて行かれました。その日本人は後でカワテということがわかりました。私はそこに約4ヵ月間いましたが、その間、週に2,3回ほど、カワテという日本人が訪ねてきました。彼はいつも私をレイプしました。・・・ケディリの村に約4ヵ月いた後になって、生理が始まりました。4ヵ月後、カワテは私に帰るように命令しました。 |
証言者 | デンパサール在住女性 |
証言者属性 | 被害女性、15歳、無職 |
部隊名 | バリ島海軍第三警備隊 |
資料タイトル | BC級裁判(オランダ)/バタビア裁判 第25号事件(三警事件)/尋問調書 |
著者、公文書発信者など | |
公文書宛先 | |
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出典備考 | wam公文書サイト:J_J_005 |
備考 | 日本語訳は、林博史「【資料紹介】「慰安婦」など性的強制事件と軍による隠蔽工作」『季刊 戦争責任研究 第82号』2014年夏季号、25ページ |