資料の詳細

出典種別	兵士の回想録等
現在の地域情報	パゴー管区　パゴー県　パゴー郡区
資料にある地域情報	ペグー
慰安所があった時期
記載内容	私が「女は乗せない輸送隊」と云って不思議に女がのると故障を惹起するジンクスに頭が走って変な顔をしていたのかも知れない。そうだ、生産中隊ものせた、又それで関根さんは任務を買って出たのかも知れぬ、私も多少私情を入れて日本出版販売の支店長、民間人だが年配者（45歳以下は蘭貢で、軍は召集した）のために、所属がなくどうやってここまで来たのか、ウロウロしているので「乗っていけ」と便乗させた。彼は何時のまにか生産中隊に編入になって給与を受けていた。後で分かったことである。日赤の看護班には婦長が先任者であり弓の兵隊、兵長が長で4名護衛が付いていた。途中でびっくしたのであるが日赤に看護婦班がペグーから徒歩で下がるとき途中で朝鮮人の慰安婦１名それが幼児（生まれてまがないベビー）をつれているのもまぎれて入っているのである。婦長も振り切れなかったのであろう。日産の3トントラックだたと思うが装具と人員車両一杯に乗せた。
証言者	棚辺久
証言者属性	日本軍兵士
部隊名	ビルマ方面軍野戦自動車廠ビルマ派遣第15軍野戦自動車廠第4移動修理班
資料タイトル	ビルマ戦線　やうちゃの足跡
著者、公文書発信者など	屋宇茶会戦誌編集委員会
公文書宛先
発行日	1983.8.15
発行所	屋宇茶会戦誌出版会
ページ	651
出典備考	ペグ―からの撤退時の証言である。
備考	ペグ―からの撤退時の証言。慰安所に関する詳細不明。 ※日本軍慰安所マップの地点としては反映させていない。