出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | マンダレー管区 メイッティーラ県 メイッティーラ郡区 |
資料にある地域情報 | メイクテーラ |
慰安所があった時期 | |
記載内容 | 途中、メイクテーラから脱出して来るトラック数両と擦れ違った。日本人や朝鮮人の慰安婦が着のみ着のままの姿で乗っている。緊張した面持で私たちに手を振りながらサジに向かった。・・・ メイクテーラは中部ビルマの避暑地であり、メイクテーラ湖に跨がる水の都であった。煉瓦造りの住宅、商店、別荘などが軒を連ねる風光明媚な別荘地帯であった。丘陵の上には赤や青の煉瓦造りの家があり、湖辺にはパゴダが聳えてカランカランと鐘が鳴っている。そんな風景に彩られた平和境であった。ここはまた、わが軍の兵站基地でもあった。第二野戦輸送指令部があり、兵站病院から料理屋、慰安所まで設けられていた。 |
証言者 | 福谷正典 |
証言者属性 | 日本軍兵士 |
部隊名 | 「狼兵団」第49師団 |
資料タイトル | 破れ狼 ビルマ最前線 2 |
著者、公文書発信者など | 福谷正典 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1981.1.10 |
発行所 | 叢文社 |
ページ | 146-147 |
出典備考 | |
備考 | アジア歴史資料センター:C141060191800のビルマ50万分の1の地図に「メイティラ」がある。ビルマ鉄道が交差するサジの西である。現在の地図の同所はメイティーラーMeikhtilaである。ネピドーとマンダレーの中間付近に当たる。 |