出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | ザガイン管区 シュウェボ県 シュウェボ郡区 |
資料にある地域情報 | シュエボ |
慰安所があった時期 | 1944年 |
記載内容 | マンダレーでは、どこへ行っても15軍司令部の腐敗堕落の話を聞かされた。インパールの敗戦のときだけに将兵は心から15軍司令部を憎悪し糾弾していた。糾弾していたと言っても、ただ腹をたて、牟田口軍司令官とその参謀たちの悪口をささやきあうだけのことである。マンダレーに近いシュエボには、15軍の設けた慰安所がある。15軍の参謀たちは戦線からそこの慰安婦に送金していた。幕僚のひとりひとりが特定の女を持っていて、あの悲惨な敗戦のさなかにも送金を続けていたということである。 |
証言者 | 菊池歵 |
証言者属性 | 日本軍兵士 |
部隊名 | |
資料タイトル | 狂風インパール最前線 |
著者、公文書発信者など | 菊池歵 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1982.6.20 |
発行所 | 叢文社 |
ページ | 251-252 |
出典備考 | |
備考 | アジア歴史資料センター:C141060191800のビルマ50万分の1の地図のマンダレーの北西に「シユウエボ」がある。現在の地図の同所はシュウェボーShweboである。 |