出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | サガイン管区 カレ県 カレーワ郡区 |
資料にある地域情報 | カレワ |
慰安所があった時期 | 1942年 |
記載内容 | 寒期に入ってから九州男児の中隊と、東北健児の中隊とが交代した。東北健児の戦績の程ば知らないが、朝鮮の女を何人か連れて来ている。金玉を抜かれとるかの如くおとなしく、新兵の折檻もなく、いつも愛想がよく笑いがたえない。兵隊には女が必要とつくづく思った。カレワでの兵用衛生地誌調査という名の使命がどの程度遂行されたか、今は全く覚えていない。要領よく適当に報告はしたであろうが、何となくウヤムヤに終わってしまった。 |
証言者 | 藤原拓士 |
証言者属性 | 日本軍兵士 |
部隊名 | |
資料タイトル | 外科医戦場物語 |
著者、公文書発信者など | 藤原拓士 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1977.2.10 |
発行所 | 永田書房 |
ページ | 106 |
出典備考 | |
備考 | 現在の地図のカレーミョの東にカレーワKalewaがある。マンダレーの北西である。ちなみにアジア歴史資料センター:C141060191800のビルマ50万分の1の地図の同所は「カンワ」(カレワの誤記か)である。カンワの西がカレミヨである。 |