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資料の詳細

出典種別 目撃証言
現在の地域情報奈良県 吉野郡 野迫川村 立里
資料にある地域情報勤務先は立里銅山、慰安所は高野山
慰安所があった時期
記載内容高野山の近くの(奥の)鉱石選鉱所で働いた。・・・
《最初、北海道まで行かれましたね。》
・北海道で金ではなく、鉄を掘れと言われた。金でなく、鉄を掘るために高野山の方へ行った。・・・
《慰安所は北海道にも高野山にもありましたか》
・北海道にはなかった。高野山では1週間に1回、キップをくれた。慰安所には、韓国の女性、日本の女性がいた。(慰安婦は)大ぜいいた。
《高野山には何年おられたのですか》
・約10年いた。・・・
証言者金廷晩
証言者属性鉱山労働者
部隊名
資料タイトル金屋淵鉱業所と朝鮮人強制連行
著者、公文書発信者など奈良県での朝鮮人強制連行等に関わる資料を発掘する会事務局
公文書宛先
発行日1996.10.25
発行所奈良県での朝鮮人強制連行等に関わる資料を発掘する会
ページ50-51
出典備考
備考 労務慰安所と思われる。高野町に大字高野山があるが、ここではないと思われる。単にこの辺りの上位地名として高野山と述べているに過ぎないと思われる。他の証言を考慮すると慰安所のあったのは、立里と思われる。高野町の東南に大字立里がある。この立里は野迫川村の一部である。
※日本軍慰安所マップの地点としては反映させていない。
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