出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | 沖縄県 中頭郡 読谷村 字牧原 |
資料にある地域情報 | 比謝川畔 |
慰安所があった時期 | |
記載内容 | この忙しいときにまだ、巻脚絆、帯剣もはずさないで、内務班の通路の壁に貼り出された真新しい慰安婦の健康状況(このころ比謝川畔にキビ殻で囲った兵隊専用の慰安所が2ヵ所完成していた)表の前に立ってニタニタして眺めながら、「ヒッヒッヒッー、節子は赤丸で休みかよ、和子これはなかなか、いい体をしておるぞ」「ホッホーそうか、それじゃこんどそれに上るへいか、そうするとお前と俺は兄弟だなホッホッホー」「オイ、そこの初年兵、なんで笑ってきいているか気安いぞ」といってオダをあげ、・・・ |
証言者 | 飯田邦光 |
証言者属性 | 1922年生まれ、元日本兵 |
部隊名 | 第44飛行場大隊 |
資料タイトル | 沖縄血戦 中・北部戦線 生き残り兵士の記録 |
著者、公文書発信者など | 飯田邦光 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1985.7.31 |
発行所 | 美晴書房 |
ページ | 63 |
出典備考 | 1982年、三一書房刊『沖縄戦記』に補筆。 |
備考 | 比謝川は読谷村と嘉手納町に境界にある川である。比謝川は、南北に走る58号線付近で分岐し二つの支流となる。その間に挟まれた地域が牧原である。 |