出典種別 | 目撃証言 |
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現在の地域情報 | 沖縄県 那覇市 大道 |
資料にある地域情報 | 安里川の練兵橋付近 |
慰安所があった時期 | |
記載内容 | 県立一高女は今の大道小校附近にあった。当時、4年生だった宮城喜久子さんたちは、毎月8日、農場の草刈り作業を行っていた。そのころ、安里川の近くに真昼間、多数の兵隊が並んでいるのを通学生が見ていた。朝鮮慰安所があるとのことで、とてもその存在がいやに感じられた。 |
証言者 | 宮城喜久子 |
証言者属性 | 県立一高女4年 |
部隊名 | |
資料タイトル | 哀号・朝鮮人の沖縄戦 |
著者、公文書発信者など | 福地曠昭 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1986.6.1 |
発行所 | 月刊沖縄社 |
ページ | 136 |
出典備考 | |
備考 | 那覇市のほぼ中心部に安里がある。安里の東隣りが大道である。安里駅前交差点から東南方向に延びる直線道路があるが、当該道路が安里川を渡る所が「大道練兵橋」である。つまり慰安所の位置は安里側でなく、大道の東側ということになる。このことから安里の慰安所を目撃したのではなく、大道にも慰安所があったことがわかる。 |