| 出典種別 | 目撃証言 |
|---|---|
| 現在の地域情報 | 沖縄県 糸満市 字山城 |
| 資料にある地域情報 | 山城 |
| 慰安所があった時期 | |
| 記載内容 | 武部隊が山城部落に来て、前の山に陣地壕を掘り始めた。・・・山城にとても大きなカーラヤー(瓦ぶきの家)があった。その家は、一番座、二番座、三番座まであった。武部隊はそこに女の人たちを連れてきて、慰安所に使っていた。はっきりは分からないが、慰安婦として沖縄の女の人が6人いるみたいだった。順番待ちの兵隊が、いつも並んでいた。そこも家族は台所で暮らしていた。当時、ほとんどの家はワーフルといって豚小屋が便所と一緒だったから、兵隊たちはそれを嫌がってか、家の後ろや道などあっちこっちに野糞してあった。もう、兵隊の勝手だった。 |
| 証言者 | 新屋タケ |
| 証言者属性 | 地元住民 大正12年生 |
| 部隊名 | 第九師団 |
| 資料タイトル | 糸満市史 資料編7 戦時資料 下巻-戦災記録・体験談- |
| 著者、公文書発信者など | 糸満市史編集委員会 |
| 公文書宛先 | |
| 発行日 | 1998.11.30 |
| 発行所 | 糸満市役所 |
| ページ | 796 |
| 出典備考 | 新屋タケ「戦争はもう嫌だよ」 |
| 備考 | 沖縄本島制南端に糸満市がある。糸満市の南海岸沿いに字山城がある。 |