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資料の詳細

出典種別 目撃証言
現在の地域情報沖縄県 宮古島市 城辺下里添
資料にある地域情報城辺町、下南
慰安所があった時期未記載
記載内容慰安所が出来たのは、あまり記憶にないね。こちらから見ると茅葺きで大きかったみたいよ。幅はなかったけど、長屋みたいな造りで広かったみたいよ。慰安婦は何名いたかわからないけど。ただ、私の家に桃の木が2,3本あって、それに実が鈴なりにいっぱいになっていたので、5,6人ずつ貰いに来たことがあるけどね。夏だったと思うよ。・・・慰安婦は朝鮮人も台湾人もいたんじゃないかな。区別はつかないがそういうふうに話していたからさ。服装はワンピースみたいなものを着けていたと思うよ。髪は長い人もいるし、短くカットしている人もいたね。・・・慰安婦は若い人ばかりで、17、18歳ぐらいだったから。私よりも年下でしたよ。
証言者佐和田文
証言者属性地元住民、満22歳
部隊名
資料タイトル城辺町史 第二巻戦争体験編
著者、公文書発信者など城辺町史編纂委員会
公文書宛先
発行日1996.3.30
発行所城辺町役場
ページ357-358, 362
出典備考『戦場の宮古島と「慰安所」 12のことばが刻む「女たちへ」』の表2地図では、地名を「花切」と記載している。
『城辺町史』には、慰安所の場所を記載した地図が掲載されている。
備考
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