出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | 江蘇省 南京市 |
資料にある地域情報 | 南京 |
慰安所があった時期 | 1940年2月 |
記載内容 | 昭和15年(1940年)2月、召集を受けた南京の支那派遣軍総司令部通信隊に衛生兵として参戦した。20歳の新兵が、最初の外出で古参兵に連行された所が慰安所。歴戦を生き抜いた先輩は、性的経験がないまま私が戦死すると「賽の河原」で石を積むことになると信じていたのだろう。慰安所では10代の姑娘は中国人慰安婦だった。稼いだ金を故郷に送金するという。日本語のわかる朝鮮人慰安婦は身の上話をせず、明日をも知れぬ兵隊の一途な命を抱きとめてくれたのである。 |
証言者 | 政木五郎 |
証言者属性 | 日本軍兵士 |
部隊名 | |
資料タイトル | 女たちの太平洋戦争2 日本軍を見た内外の瞳 |
著者、公文書発信者など | 朝日新聞社 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1997.9.1 |
発行所 | 朝日新聞社 |
ページ | 161 |
出典備考 | 政木五郎「慰安婦たちの幸せを祈る」 |
備考 | 南京は中国東部にある江蘇省の省都であり、江蘇省の南西部にある。 |