出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | 地名特定不可能 |
資料にある地域情報 | 満州 |
慰安所があった時期 | 未記載 |
記載内容 | 私が、横空から佐伯空に配属され、大分空の開隊要員として、大分空に転属して間もないころ、私の分隊に新兵教育を終えて、はじめて実施部隊に配属され、赴任して来た1人の好青年がいた。徴募兵だから、21歳であったろう。私は19歳だ。・・・「ところで、お前、兄弟は」「ハァ、姉と2人きりです」「その姉さんは、お嫁でもいっているのか」「それがいま、満州で陸軍の慰安所に軍属として行っています」「慰安所、へーェ、陸軍の軍属でなあ」「私の生まれたところは、本当に田舎で、生活するにも容易ではありませんしね」いろいろと隊内の話も織りまぜて時を過ごした。私には、慰安所というのが理解できなかった。 |
証言者 | 前田勲 |
証言者属性 | 日本軍兵士 |
部隊名 | |
資料タイトル | 海軍航空隊よもやま物語 |
著者、公文書発信者など | 前田勲 |
公文書宛先 | |
発行日 | 2006.7.13 |
発行所 | 光人社 |
ページ | 101-102 |
出典備考 | 単行本は1991.8光人社刊 |
備考 |