出典種別 | 目撃証言 |
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現在の地域情報 | 地名特定不可能 |
資料にある地域情報 | 不明 |
慰安所があった時期 | 未記載 |
記載内容 | 楽しみち言えば、私たちがいるホールから少し離れた銀行員の社宅に住んでいた元二等兵の弘さんと静子さんとの時間も楽しい思い出の一つだ。・・・静子さんは色が白く面長な美しい女性だった。歌が上手で、よく歌を歌ったり教えてくれたりした。・・・しかし、父や母は静子さんの話をすると、眉をひそめ、「あの人のところへは、あんまり行かんように」と言っては、なぜかまた眉をひそめたりするのだった。静子さんは従軍慰安婦だと後で聞いたが、そのせいかどうかはわからない。 |
証言者 | 横林哲也 |
証言者属性 | 満州在住者 |
部隊名 | |
資料タイトル | ぼくの見た満州 戦争を忘れた大人たちへ |
著者、公文書発信者など | 横林哲也 |
公文書宛先 | |
発行日 | 2007.2.1 |
発行所 | 日本文学館 |
ページ | 25-26 |
出典備考 | 書名から満洲か。著者経歴に「昭和11年7月、旧満州・朝陽に生まれる」とある。満州在住者である。静子が何処から来たのか不明。 |
備考 | 著者経歴に「昭和11年7月、旧満州・朝陽に生まれる」とある。 |