| 出典種別 | 兵士の回想録等 |
|---|---|
| 現在の地域情報 | 地名特定不可能 |
| 資料にある地域情報 | 漢口の北方の警備地 |
| 慰安所があった時期 | 未記載 |
| 記載内容 | 漢口北方の警備地では中隊宿舎の隣に慰安所があった。しかし初年兵にとっては別世界であった。・・・満州では外出と慰安所はつきものだった。連隊の酒保係から日用品の配給があると、サックは必ずついてきた。週番上等兵が、中隊事務室で各班別に品物をわけるとき、サックも班の人数に応じてもちろん配給した。初年兵や不要な者はそこで古い兵隊に譲った。外出のいちばんいい相棒であった事務室の石川兵長、中瀬兵長も慰安所行きは外出の半分の目的であった。外出時の戦友組がやかましかったころは、彼らと組んで外出したときは、慰安所まで僕も同行せざるをえなかった。「抱月」という「朝鮮料理屋」に石川兵長の好きな女がいた。中瀬兵長と3人で上がった。 |
| 証言者 | 横田正平 |
| 証言者属性 | 日本軍兵士 |
| 部隊名 | |
| 資料タイトル | 私は玉砕しなかった グアムで投降した兵士の記録 |
| 著者、公文書発信者など | 横田正平 |
| 公文書宛先 | |
| 発行日 | 1999.8.18 |
| 発行所 | 中央公論新社 |
| ページ | 183 |
| 出典備考 | |
| 備考 |