出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | 地名特定不可能 |
資料にある地域情報 | 不明 |
慰安所があった時期 | 未記載 |
記載内容 | ここ湖南・常徳には武漢の陥落まで居りました。中国も武漢を失って、景気が悪くなりました。22人で開店した収容所も大繁盛しました。3府43県の者が集まりました。服装は、一切私物及び日本軍服はゆるされない。ちょうど日本の刑務所の人間が着るような服。青い帽子には青天白日の記章がついています。自分ではわからんが、人の姿を見ると中国の脱走兵みたいな格好です。この団体の中には、若い若い慰安婦も居る。言う迄もなく、男を慰める商売をついさっき迄やって居た連中ですからたいへんほがらか。私も34歳。この連中を見ると変な気も起きた。・・・ 収容所は、男女別にはしてありましたが、同じ屋根の下、関係しようと思えば簡単に出来ます。夫婦も居ります。恋愛しておる若者も居ります。男をなぐさめるのが商売の慰安婦もかなり居ります。これで、男女のいとなみがないと言ったら嘘になる。 |
証言者 | 福島兵作 |
証言者属性 | 日本軍兵士 |
部隊名 | |
資料タイトル | 十年捕虜日記 中国の憲兵様、ありがとう |
著者、公文書発信者など | 福島兵作 |
公文書宛先 | |
発行日 | 2000.10.1 |
発行所 | 文芸社 |
ページ | 80、84 |
出典備考 | 注:日本の敗戦前の捕虜収容所なのだろうか。収容所に慰安婦がいたが、どこから来たか不明。 |
備考 |