出典種別 | 被害証言 |
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現在の地域情報 | 地名特定不可能 |
資料にある地域情報 | 朝鮮の男たちが石炭を掘っているところ |
慰安所があった時期 | |
記載内容 | 私は1歳上の姉さんといつも一緒でした。12-13歳の頃、2人で野草を摘んでいると車から大きな人が2-3人降りて、姉さんを無理やり車に乗せました。泣きながら追いかけると、私まで捕まえて車に乗せました。何日か後、姉さんと生き別れになってしまいました。着いたのは朝鮮の男達が石炭を掘っている所でした。軍人に叱られ刀で切られ、私は腑抜けになってしまいました。そこに何日かいて、また別のところで1-2年が経ちました。それから、やりたい放題やられました。私は具合が悪くいつも泣いては殴られ3-4年自分がどこにいたのか覚えていないのです。解放の時は誰かが私を連れて帰ってくれたのです。寺に預けられ暮らしていた時、妹が私を探してくれました。私の病気を治すためにありとあらゆることをしてくれました。 |
証言者 | 沈達蓮 |
証言者属性 | 朝鮮人被害者 |
部隊名 | |
資料タイトル | 証言 未来への記憶 アジア「慰安婦」証言集 II 南・北・在日コリア編・下 |
著者、公文書発信者など | アクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」 |
公文書宛先 | |
発行日 | 2010.5.25 |
発行所 | 明石書店 |
ページ | 48-77 |
出典備考 | |
備考 |