| 出典種別 | 目撃証言
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| 現在の地域情報 | ボボナロ県 |
| 資料にある地域情報 | マロボ |
| 慰安所があった時期 | |
| 記載内容 | 私が日本軍に道路工事をさせられた時、ある女性から、「誰にも話さないで」と打ち明けられた話があります。彼女は日本兵にマロボに連れていかれ、順番にレイプされて工事現場に戻されたそうです。東ティモール人の男は温泉や慰安所には近づけませんでしたが、そこには日本兵から「ボニータ(かわいい)」と思われた女性たちが住まわせれ、軍人たちが「ピクニック(休暇)」で訪れる時に相手をさせられる、と言われていました。私の父はガルサプルという小さな集落の長をしていたのですが・・・マロボの慰安所に送る女子絵を集めるよう命じられました。戦争が終わると父は日本軍の協力者とされて、流刑地のアタウロ島に送られ、そこで死にました。 |
| 証言者 | ドミンゴス・ダ・クルス |
| 証言者属性 | 東ティモール住民 |
| 部隊名 | |
| 資料タイトル | wam第4回特別展カタログ『東ティモール・戦争を生きぬいた女たち~日本軍とインドネシア支配の下で』 |
| 著者、公文書発信者など | アクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」(wam)編 |
| 公文書宛先 | |
| 発行日 | 2007.3 |
| 発行所 | アクティブ・ミュージアム女たちの戦争と平和資料館 |
| ページ | 12 |
| 出典備考 | 聞き取り調査は、HAK/東ティモール全国協議会によるもの |
| 備考 |
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