証言,公文書等,様々な文書を徹底調査

資料の詳細

出典種別 兵士の回想録等
現在の地域情報羅先特別市 
資料にある地域情報咸林山地区 赤池洞
慰安所があった時期
記載内容ピー屋は咸林山の山襞が深く内側にくいこんだところにあり、敵弾の直撃を受ける心配はないが、非常事態の発生に途方に暮れていると思うと哀れだ。・・・7481では、国境要塞に釘付けになった兵の性欲処理のため、各地区ごとに人員に応じた慰安婦をおき、軍医の管理下、軍属に準じて扱った。咸林山地区では、砲4中隊と松乙峯の中間にある赤池洞に住居を構え、5名の朝鮮人慰安婦がいた。栄子、春子、花子などの源氏名を使い、いずれも十人並以上の器量をしていた。5人の慰安婦に対する利用者数は、歩兵大隊本部以下歩砲三個中隊約600名になる。しかも兵隊の利用日は日曜と限定されているから、当日の混雑は大変なものだ。・・・ピー屋の内部構造は、20畳位の土間を囲んで三部屋あり、奥に二部屋となっている。
証言者遠藤真夫
証言者属性日本軍兵士
部隊名砲兵第4中隊
資料タイトル北鮮・シベリア戦友録
著者、公文書発信者など遠藤真夫
公文書宛先
発行日1986.03.25
発行所旺史社
ページ33
出典備考
備考 注:マップ地点は赤池洞でとっている。ソウル特別市立鍾路図書館所蔵の地図・古邑洞5万分の1の地図に「咸林山」「赤池洞」がある。豆満江下流、西岸付近である。地図の左上付近である。現在の地図で同所の地名は不明。ここでは上位地名の「羅先特別市」でとった。ソウル特別市立鍾路図書館所蔵の地図・古邑洞は次を参照のこと。
http://db.history.go.kr/item/imageViewer.do?levelId=jnm_003_0010_0060
テキストのコピーはできません。