| 出典種別 | 兵士の回想録等 |
|---|---|
| 現在の地域情報 | クアラルンプール |
| 資料にある地域情報 | クアラルンプール |
| 慰安所があった時期 | |
| 記載内容 | 兵舎の門を出ると、低い位置に道路があった。少し行くと、慰安所があって、さらに少し行くと、クアラルンプールの街に行くトラックが待っている。外出日には、慰安所に行く者は慰安所に行き、街へ出る者は、トラックの所に行く。あのあたりは、兵舎も慰安所も、小高い丘にあったのだ。外出日にトラックの所まで行く途中、丘の上から慰安婦が、有刺鉄線の棚の中に立って、馴染みの兵隊の名を呼んでいた。 |
| 証言者 | 古山高麗雄 |
| 証言者属性 | 日本軍兵士 |
| 部隊名 | |
| 資料タイトル | 兵隊蟻が歩いた |
| 著者、公文書発信者など | 古山高麗雄 |
| 公文書宛先 | |
| 発行日 | 1977.5.30 |
| 発行所 | 文芸春秋 |
| ページ | 126 |
| 出典備考 | |
| 備考 |